現地時間6日、アメリカMLS(メジャー・リーグ・サッカー)が開幕。大宮アルディージャや清水エスパルスで活躍した小林大悟が所属するニューイングランド・レヴォリューションは、開幕戦でヒューストン・ダイナモと対戦した。
MLSが注目する5人の若手選手に選出されているウルグアイ人FWディエゴ・ファグンデスが、開始3分にゴールを決めて先制したニューイングランドだったが、その後2失点。一度は同点に追いつくも、77分にギレス・バーンズにゴールを奪われ再びリードを許す。2-3と追いかける状況の85分、MFゲルション・コフィーに代わり小林大悟がピッチに投入される。すると試合終了間際、ファグンデスによる右サイドからのクロスに飛び込んだ小林大悟がヘディングシュートを決めて同点に。3-3の引き分けに持ち込んだ。
また、トロントFCからドラフト1位指名を受けた遠藤翼は、昨季のサポーターズシールド(レギュラーシーズンで最多勝点)を受賞したニューヨーク・レッドブルズと対戦。デビュー戦ではPKを獲得するなどし2-0の勝利に貢献。そして2016シーズン、柏からバンクーバー・ホワイトキャップスに移籍した工藤壮人は、モントリオール・インパクト戦に81分から出場するも、バンクーバーは2-3のスコアで敗れている。
その他、昨シーズンMLSカップ王者のポートランド・ティンバーズは、コロンバス・クルーと対戦し2-1で勝利。イタリア代表MFアンドレア・ピルロらスター選手を擁するニューヨーク・シティFCはシカゴ・ファイヤーとの乱打戦を制し、4-3で開幕戦を白星で飾った。