夢の「ヨーロッパ・スーパーリーグ」ついに実現へ!? ロンドンでビッグクラブ首脳陣がミーティング

UCLとの差別化を図る

ついに夢のスーパーリーグに向けて、動き出したようだ。

かねてから噂にあがることもあった「ヨーロッパ・スーパーリーグ」。これはヨーロッパ中の名門クラブが戦う舞台として構想を練られており、チャンピオンズリーグとは異なる公式戦の大会だ。そこではイングランド、イタリア、ドイツ、スペインなどのクラブが国境を越えて、しのぎを削ることになる。

その夢の舞台実現に向け、イングランドのビッグクラブの首脳陣が一堂に会したと英『Telegraph』が報じている。話し合いはロンドンのドルチェスターホテルで行われ、エド・ウッドワード(マンチェスター・ユナイテッド副会長)、フェラン・ソリアーノ(マンチェスター・シティCEO)、ブルース・バック(チェルシー会長)、イヴァン・カジディス(アーセナルCEO)、イアン・エアー(リヴァプールCEO)が集められたようだ。なお、話し合いの具体的な内容は明らかになっていない。
この話し合いを催した発起人はアメリカの不動産王スティーブン・ロス氏だと同紙は報じており、ロス氏はシーズン前に中国やアメリカなどで行われているインターナショナル・チャンピオンズカップの発起人でもある。これからヒントを得て、同氏は「ヨーロッパ・スーパーリーグ」を開催したいと考えたようで、まずはその中心になりうるイングランドのビッグクラブに声をかけた形だ。

この「ヨーロッパ・スーパーリーグ」は現在のチャンピオンズリーグと異なり、出場権獲得争いがないのが特徴だ。あらかじめビッグクラブ20チームほどに声をかけ、それらのチームだけで開催されることになるという。これにより、クラブは安定した放映権収入などを確保することができ、イングランドなどUCL出場権争いが熾烈な国のチームにとって魅力的とも言える条件だ。

また、UCLには欧州中堅国の王者などが多くグループステージに参加してくるため、決勝トーナメントに入るまでは盛り上がりに欠けるという声も少なくない。いちファンとしては夢の「ヨーロッパ・スーパーリーグ」。実現はなるのだろうか。

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