スペイン2部のヒムナスティック・タラゴナは16日、柏レイソルを退団した元日本代表DF鈴木大輔を獲得したことを正式に発表した。今季限りの契約となっている。
鈴木は今冬のマーケットで海外へ挑戦するべく、昨シーズン限りでJリーグの柏レイソルを退団。しかしその移籍先として最有力候補と目されていたスペインのラージョ・バジェカーノへの移籍交渉は破談に終わり、同選手の去就に注目が集まっていた。今回鈴木が加入することとなったタラゴナはカタルーニャ州を本拠地とするクラブで、現在はリーグ戦で4位につけている。自動昇格の権利が得られる2位のレガネスとの勝ち点差はわずかに2となっており、今後の戦いが肝となるだろう。
今季限りの契約となっているが、残り試合での鈴木の活躍次第では新契約を締結するチャンスも巡ってくるにちがいない。同選手の健闘を祈りたいところだ。