なぜレスターが首位なのか 33・08%に隠された今季のプレミアリーグが面白い理由

古臭いセオリーなど通用しない

古臭いセオリーなど通用しない

敵地でも圧倒的な力を発揮するレスター・シティ photo/Getty Images

レスター・シティとトッテナムの躍進で想定外のシーズンとなっている今季のプレミアリーグは、アウェイゲームの成績が非常に大きなカギを握っている。通常リーグ優勝をするような強豪クラブはホームで圧倒的な強さを誇るもので、ホームでは1敗も喫することなく優勝してしまうクラブも存在する。しかし今季は実に不思議なシーズンだ。

英『Daily Mail』によると、今季のプレミアリーグはアウェイ側が勝利する確率が過去最高の33・08%を記録している。ホームアドバンテージなどという言葉は存在せず、ホームで勝ち点を稼ぐやり方は通用しない。例えば現在首位に立っているレスター・シティは、アウェイゲームでリーグ最多となる8勝を収めている。今季の彼らは全体で15勝しているため、アウェイでの方が多く勝っていることになる。先日のアーセナルとのアウェイゲームでは惜しくも1-2と敗れてしまったが、退場者が出るまでは1-0とリードできていた。

一方でレスター、トッテナムとライバルに立て続けに敗れてしまったマンチェスター・シティは、今季のトレンドの影響を受けているクラブの1つだ。1-3で敗れた6日のレスター戦、1-2で敗れた14日のトッテナム戦はどちらもマンCのホームであるエティハド・スタジアムで行われており、アウェイ側が強さを見せる今季の流れを象徴する2試合だったと言える。

今季のマンCはホームで9勝を挙げており、これはリーグ最多なのだが、昨季までのエティハド・スタジアムにはもっと難攻不落のイメージがあったことは否めない。本来はホームで確実に勝ち点を稼げるチームがタイトル争いをリードするものだが、今季はそのセオリーが通用しない。他のリーグと比べても、セリエAはアウェイの勝率が30%、リーグアンは29・6%、リーガ・エスパニョーラは25・5%にまで落ちる。プレミアリーグも2000-01シーズンから2010-11シーズンまでは20%台だったため、今季は少し特殊なシーズンと言えるだろう。

よくプレミアリーグは面白いと言われるが、優勝争いが白熱していること以外にもアウェイチームが番狂わせを起こしているところにも面白さの秘密が隠れているのかもしれない。

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