レアル・マドリードは昨夏にマンチェスター・ユナイテッドのGKダビド・デ・ヘアの獲得を狙っていたものの、寸前になり破談。どうやらこのときレアルはスペイン代表の守護神に対し、巨額の年俸を提示していたようだ。
去年の夏にすでにGKイケル・カシージャスをポルトへ放出していたレアルは、その後継者としてデ・ヘアの獲得を画策。しかし移籍期限までに必要書類を提出することができず、世紀のビッグディールは実現しなかった。スペイン『マルカ』は仮に移籍が実現していた場合、レアルはデ・ヘアに対し、年俸1200万ユーロを支払うはずだったと報じ、その契約解除金は5億ユーロ(約640億円に相当)に設定されていたという。結果的にユナイテッドに残留することとなったデ・ヘアは、同クラブとの契約を2019年まで延長している。
1200万ユーロという破格の年俸を取り逃がしてしまった格好のデ・ヘアだが、現在のパフォーマンスを維持することで、またどこかのクラブからメガオファーが舞い込んでくる可能性もあるだろう。同選手の今後に期待したいところだ。