シャフタール、リヴァプール注目のブラジル人アタッカーに法外な違約金設定か

チェルシーも関心を示すテイシェイラ

リヴァプールが獲得に動いているとされるブラジル人MFアレックス・テイシェイラだが、同選手が所属するシャフタールは莫大な違約金を要求することになりそうだ。

「彼は5000万ユーロの価値がある選手だ。とてつもなく速く、良い技術を持っているんだ。怪我をしないし、毎年のように成長している」

シャフタールを率いるミルチェア・ルチェスク監督は英『Four Four Two』に対してそう話し、テイシェイラの能力を称賛した。監督は26歳のブラジル人アタッカーを世界的名手のアンヘル・ディ・マリア(パリ・サンジェルマン)にも劣らない選手だと主張し、クラブの運命を大きく変える存在だと話した。
しかし、テイシェイラ自身はトップリーグへの挑戦に意欲的な姿勢を見せており、クラブとしても売り時を見誤るようなことは望ましくない。シャフタールはこれまでにもウィリアン(現チェルシー)、フェルナンジーニョ(現マンチェスター・シティ)、ヘンリク・ムヒタリアン(現ドルトムント)、ドウグラス・コスタ(現バイエルン)といった優秀な選手をトップクラブへ送り出してきた実績を持つ「商売上手」なクラブだ。

「会長はテイシェイラが出て行くタイミングを心得ている。私も選手の意志に反して引き止めるようなことをしたいとは思わない。彼はトップリーグでのプレイを望んでいるんだ」

ルチェスク監督はそう話し、オファー次第でクラブが放出を容認する意向だと明かした。同選手にはチェルシーも以前から関心を示しており、争奪戦が熱を帯びている。さすがに5000万ユーロは高すぎる気もするが、近年の移籍金高騰を見ていれば実現の可能性は否定できないところだ。

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