リーグ戦でいまだ白星なし 苦境のネビル監督をバレンシアOBが分析

「バレンシアを本来あるべき位置に」

元スペイン代表ガイスカ・メンディエタ氏(41)は、古巣バレンシアで指揮をとるギャリー・ネビル監督がスペイン語を話せないことが仕事を困難なものにしていると語った。英『four four two』が同氏のコメントを伝えている。

「彼にとっては大きな挑戦だ。トップチームを率いるのは初めての経験であり、新たな国で言葉を話すことができないというのは大きな挑戦だよ」

現役時代にバレンシアで活躍したメンディエタ氏はそう話した。昨年12月に就任したネビル監督はいまだリーグ戦で白星がなく、厳しい批判に晒されている。大胆な監督交代の効果は極めて薄く、順位も11位と振るわない。イングランド代表でロイ・ホジソン監督のアシスタントを務めたネビル監督だが、初のクラブチームが名門バレンシアというのは難しい挑戦だ。
「だが、彼にはイングランド代表での経験がある。それが助けになるだろう。しかし、私が以前言ったようにサッカーでは様々な面で多くのものが求められる。彼は監督として、自分の道を歩いていかなくてはならないよ」

監督についての考えを述べたメンディエタ氏は続けて、古巣に激励の言葉を送った。

「彼らの野心は、トップ4に返り咲いて毎年チャンピオンズリーグに出場することだ。僕はそれこそバレンシアの本来あるべき姿だと思う。だからもっと野心的にならなければならないね。現状3位、4位にいないのだから。挑戦をして、本来の位置に戻そうとしなくてはならないよ」

バレンシアは現地時間24日にデポルティーボと対戦する。この試合でネビル監督はリーグ初白星を挙げることができるだろうか。

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