元インテルの重戦車FWがイカルディに注文「20点に達しないと不十分」

同じパワー型FWとして不満

かつてインテルでエースストライカーとして活躍したクリスティアン・ヴィエリ氏は、現在インテルで最前線を務めるマウロ・イカルディに満足していない。イカルディは昨季22ゴールを挙げてセリエA得点王に輝いたが、今季は序盤戦からあまり調子が上がらなかった。チームも得点力不足と批判されることが多いが、同氏は動きが足りないと不満気だ。コメントを伊『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

「イカルディは少ししか動いていないし、消えていることも多い。彼はもっとチームとプレイすべきだし、あまり深い位置をとらないことだ。同時にチームメイトはもっと早く彼を使うことを学ばないとね。イカルディは今季20得点に達しないと不十分だよ」

現役時代のヴィエリ氏は重戦車と呼ぶにふさわしいパワーを武器に相手をはね飛ばしながらゴールに向かう姿勢に特徴があり、凄まじい破壊力を持っていた。同氏はインテル在籍時に2度リーグ戦で20得点オーバーを達成しており、得点能力でもイカルディを上回っている。
また、同氏はその他のセリエAのストライカーについてもコメントしている。

「イグアインはオレと似てるね。太りやすい体質とかね。彼はリーグで最も優れたストライカーだし、世界でもベスト3に入るだろうね。ロベルト・レヴァンドフスキ、 ルイス・スアレスと一緒にだ。(エディン・ジェコについて)彼を批判するのは簡単だ。彼は得点を奪えていないが、クロスのターゲットになっている。スパレッティは彼を正しい方向へ導くだろう」

同氏がインテルで活躍していた2000年代初頭から比べるとセリエAのストライカーも小粒になってしまい、当時の名ストライカーを驚かせているのはイグアインくらいのものだ。イカルディとジェコには前半戦の鬱憤を晴らすゴールラッシュを期待したい。

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