サッリの「ゲイ」発言にゲイ・センターが激怒! ナポリ会長との面会要求へ

指揮官同士の口論が大問題に発展

19日に行われたコッパ・イタリア準々決勝のインテル対ナポリ戦で、ナポリ指揮官のマウリツィオ・サッリがインテル指揮官のロベルト・マンチーニに対して「ゲイ」「男色家」といった差別にあたる発言をしたことが問題となった。両指揮官は口論となったが、今回の一件に腹を立てているのはサッカー界だけではない。

伊『Gazetta World』によると、サッリのゲイ発言に対してイタリアの同性愛者の権利を守ろうとしている「ゲイ・センター」が怒りを露わにしている。実はサッリが同性愛を侮辱するような発言をしたのは今回が初めてのことではなく、エンポリを率いていた2014年にも同様の発言をしたと伝えられている。

今回の一件に対して同センターの広報を務めるファブリツィオ・マラッツォは次のように述べている。
「ナポリ市民、ナポリファンとして今回のサッリの発言が恥ずべきものだったと思っている。フットボールのようなポピュラーなスポーツからこのような暴力的なメッセージが出ることを許すべきではない」

同センターはナポリのアウレリオ・デ・ラウレテンィス会長との面会も求めており、サッリの発言は大きな問題となってしまった。サッカーは世界から差別を無くすことを1つのテーマに掲げているが、そのサッカー界の人間が同性愛を差別するような発言をしたのは恥ずべき行為と言えるだろう。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ