ボックス内ではやっぱりデンジャラス! バルサのPK獲得本数がリーグ最多に

MSNに備わるもう1つの武器

17日のバルセロナとアスレティック・ビルバオの一戦は、前半3分にルイス・スアレスがボックス内でGKゴルカ・イライソスに倒され、バルサにPKが与えられた。しかもイライソスは退場処分となり、スタートから衝撃の展開となった。イライソスの退場は少々厳しすぎるのではとの意見もあるが、それもスアレスの倒れ方が巧みだったからだろう。

スペイン紙『アス』によると、今季のリーガ・エスパニョーラでは主審がPKスポットを指差した回数が55回あった。驚くべきことに、このうちバルサは10本もPKをゲットしているのだ。その中には微妙なハンドの判定もあったりしたが、とにかくバルサはPKを得るのが上手い。特にネイマールとルイス・スアレスは倒れ方も上手く、主審の目を欺くことも多い。PKを得ることも立派な技術だが、それが本数に表れている。PK失敗が4本もあるのは気になるところだが、下手に足を出すとPKを取られるかもしれないと相手DFを怖がらせているのは大きい。

しかもバルサは、今季いまだに1度も相手にPKを与えていない。守備陣が優秀なのはもちろんだが、ボックス内に侵入されるケースを減らしている証でもあるだろう。
バルサと対戦するチームは不用意に足を出せず、浮き玉を使ってハンドを狙われる可能性もあるので、手にも注意しなければならない。PKの存在がMSNの脅威を高める武器になっているのは間違いない。

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