ジェラードのミドルがあれば……リヴァプールのミドルシュート精度がとんでもなく落ちていた

本数だけでまったく入らない

リヴァプールにスティーブン・ジェラードがいた頃、彼の右足から放たれるとんでもないミドルシュートがゴールネットに突き刺さるのは日常茶飯事だった。しかし、ジェラードが去って以降のリヴァプールはミドルシュートの精度が一気に落ちてしまった。

英『デイリー・メール』によると、今季のプレミアリーグでボックス外からのミドルシュートをもっとも打っているのはリヴァプールだ。その数は104本で、本数だけを見ればリヴァプールは積極的にゴールを狙っている。ただし、精度が非常に悪い。

リヴァプールは104本中枠内に飛んだのが35本だが、101本打っているトッテナムは枠内シュートが49本、100本打っているマンチェスター・シティは47本、87本打っているノリッジ・シティが30本とリヴァプールはかなり精度が悪い。当然ゴールネットに突き刺さった回数にも違いがあり、マンCはミドルシュートから11点、トッテナムは7点、そして最も多く打っているリヴァプールは5本しか決まっていない。積極的に打っているのは良いが、やはりジェラードのように弾丸ミドルを突き刺すのは難しい。
104本のうち30本でもジェラードが蹴っていれば得点数にも違いが出たはずだ。ジェラードの他にもチェルシーのフランク・ランパードなど、数年前まではプレミアリーグにもビッグシューターが揃っていた。そこから考えると今のロングレンジシュートは少々寂しいものになってしまっている。ちなみに同メディアによると、今季もっともミドルシュートを決めているのはマンCのセルヒオ・アグエロで、4ゴールを記録している。

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