ジダン就任で変わったのはゴール前だけじゃない ベンゼマのデータに表れる理想形

ベニテス時代よりも連動性あるサッカーが見られるか

ベニテス時代よりも連動性あるサッカーが見られるか

ジダン就任後、よりボールに絡むようになったベンゼマ photo/Getty Images

ジネディーヌ・ジダンが新監督に就任したレアル・マドリードは、前節デポルティーボ戦に続いて17日のスポルティング・ヒホン戦でもBBCの3人が大爆発した。デポルティーボ戦ではクリスティアーノ・ロナウドに得点がなかったが、この試合では見事に2得点。ガレス・ベイルはまたもや頭で決め、カリム・ベンゼマは漫画のようなダイレクトボレーを決めてみせた。

ゴール前でのBBCの脅威がよく表れたような2試合だったが、スペイン『アス』は中央に位置するベンゼマに注目している。ベンゼマはラファエル・ベニテスの下でも変わらず得点を決めており、今季の彼は誰よりも安定感がある。しかし唯一変わったのは、パスの本数だ。ベニテス時代は1試合平均20本のパスを成功させていたが、前節デポルティーボ戦では29本、今回のスポルティング・ヒホン戦では38本成功させている。ただゴール前で仕事をするだけではなく、より中盤の選手と絡む機会が増えている証ではないだろうか。

そして最前線のベンゼマにボールを届けるためには後方からしっかりと組み立てる必要があり、ジダンに代わってからレアルの攻撃は連動性を増したと言える。ベイルとベンゼマの2人が負傷で途中交代したのは気になるところだが、ジダンの目指すものが選手たちに浸透し始めているのは明らかだ。前節のデポルティーボ戦よりもベンゼマのパス本数が増えていたということは、ジダンの思い描くサッカーが完成に近づく頃にはもっと連動性ある戦い方が出来上がっているかもしれない。

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