10連勝も気を引き締めるディバラ 「スピードを落とす余裕はない」

加入1年目で圧倒的存在感

17日のウディネーゼ戦を4-0で制したユヴェントスは連勝を10に伸ばし、単独2位に浮上した。この試合で2ゴール1アシストの見事なパフォーマンスを見せたFWパウロ・ディバラは試合結果に満足するとともに、スクデット争いを見据えた。クラブ公式サイトが伝えている。

「僕はとても喜んでいる。FKが決まったことでチームは勢いづいて攻め込んだ。でもそれからは確実に勝つようにうまくシフトすることができたよ」

敵地でのこの試合、ユヴェントスは前半だけで4ゴールを決める圧巻のゴールショーを見せたが、ディバラの活躍はその中でも光っていた。アルゼンチン代表FWは15分にFKで先制点を挙げると、その3分後にはケディラのゴールをヘディングでアシスト。26分にはPKで3点目を挙げ、大勝に貢献した。これで今季のゴール数を11に伸ばしたディバラはニコラ・カリニッチと並んでリーグ得点ランクの2位に浮上している。
ユヴェントスの若きエースはスクデット争いを見据え、ナポリにプレッシャーを与えていることを喜んだ。

「僕たちはこれまでにも素晴らしい瞬間に立ち会ってきたけれど、今この瞬間は僕にとってもほかの選手にとっても意味のあるものだ。僕たちは首位ナポリから2ポイント後ろにいる。10連勝を飾ったことはスクデット争いのライバルに重要なメッセージを送ることになったね」

「だけど僕らはスピードを落としている余裕はない。ナポリとインテルは僕らにとって最も危険なチームだけれど、同様にローマとフィオレンティーナも外すことはできないからね」

今季のセリエAは上位が混戦となっており、毎週のように順位が入れ替わる目が離せない展開となっている。5連覇を目指すユヴェントスだが、道のりはまだまだ長い。

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