浮気はダメ! レヴァンドフスキ代理人がイグアインに色目を使うバイエルンに苦言 

イグアイン獲得は必要なのか

バイエルン・ミュンヘンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEO(最高経営責任者)がナポリFWゴンサロ・イグアインへの関心を明らかにして以降、周辺が騒がしくなっている。

ルンメニゲCEOは先日、今季キャリア最高レベルのパフォーマンスを見せるアルゼンチン代表ストライカーについて「彼はバイエルンの気に入る素晴らしい選手」と評し、興味を明らかにした。イグアインは今季のセリエAで19試合に出場し、18ゴールを決めており、首位ナポリを牽引する大黒柱だ。

トップが関心を示す一方で、この発言を気に入らなかった人物もいる。FWロベルト・レヴァンドフスキの代理人を務めるマイク・バルテル氏は独『ビルト』に対し、独特の例えを用いつつストライカー獲得の必要がないことを強調した。
「美しいフィアンセがいるのなら、他人の女性を見るものではない」

レヴァンドフスキというトップクラスのCFがありながら、なぜ“浮気”をする必要があるのか、同氏はそう主張した。『ビルト』紙もこの見解に同調気味だ。同紙は両ストライカーの経歴を紹介し、レヴァンドフスキの方が優れたFWであることを主張している。

レヴァンドフスキはこれまでUEFAチャンピオンズリーグで46試合に出場して30ゴールを記録し、アシストも13をマーク。一方でイグアインは53試合で13ゴール8アシストと大舞台での強さはレヴァンドフスキに軍配が上がった。公式戦トータルで見てもレヴァンドフスキは376試合で213ゴールと80アシストを記録しているが、イグアインは408試合で203ゴールと82アシストにとどまっている。いずれも見事な成績だが、レヴァンドフスキは数字上で上回っている。

両選手とも優れたストライカーであることは間違いないが、イグアイン獲得がレヴァンドフスキからの不信感につながり、結果的に退団に至るのでは補強の意味は限りなく薄い。選手、代理人側とクラブの駆け引きは続きそうだ。

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