エイバル乾をスペイン紙が絶賛! エスパニョール戦で2得点を演出し最高点の採点

エイバルで活躍する乾 photo/Getty Images

10日に行われたリーガ・エスパニョーラ第19節でエイバルは、本拠地イプルーアでエスパニョールと対戦し、2-1で勝利した。前節ベティス戦に続いて2試合連続となるスタメン出場の機会を掴んだ乾は、この試合で2得点に絡む活躍ぶりを発揮。この試合で待望の移籍後初ゴールを記録している。

リーガで日本人史上4人目となるゴールを決めたが、このゴールは観衆を総立ちにさせるスーパーゴールだった。15分、左サイドでボールを受けた乾は、ドリブルで中央へ切り込んで右足を振りぬく。乾の放ったミドルシュートは見事に弧を描いてゴールに吸い込まれた。さらに、同点に追いつかれ74分にエイバルが勝ち越しゴールを決めた場面では、乾が再び左サイドでのドリブルから決定機を演出。キレのあるドリブルでエスパニョールDFハビ・ロペスに尻もちをつかせ抜き去り、ボックス内で倒されてPKを奪取した。これを同僚のボルハ・バストンがきっちり決めて貴重な勝点3を手にした。

スペイン紙『マルカ』は試合後の選手採点(10が最高点)で、この試合で最も高い評価となる「8」の採点を与えた。「エイバルは前半戦を終了した時点で30ポイントを獲得し、日本の乾がスペインで最高のパフォーマンスを披露した」と称賛し、「エイバルの歴史は日本から」という見出しで試合のレポートを伝えた。また、スペイン紙『アス』もこの試合で唯一最高評価となる「3」(3が最高点)の採点をつけ、「乾とボルハ・バストンのゴールでヨーロッパリーグ出場圏に浮上した」という見出しで試合の様子を伝えている。
ここまでリーグ戦では思うような活躍を見せることができていなかったが、シーズンの折り返しとなる重要な一戦で、エイバルをヨーロッパリーグ出場圏となる6位に浮上させる見事な活躍を見せた。

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