0トップ再び? ガルシア解任後の後任最有力候補にスパレッティが挙がる

実現すれば7年ぶりの復帰に

キエーボ、ミランと連続で引き分けたローマは、とうとうリュディ・ガルシア監督の解任に踏み切ろうとしている。
イタリア複数メディアは10日、直近の試合結果を受けてローマ上層部がガルシア監督の解任を真剣に考えていると伝えた。13-14シーズンから指揮をとるフランス人指揮官は2シーズン連続で2位フィニッシュを果たすなど結果を残したが、今季は首位ナポリから勝点7差の5位につけており、その内容にも批判が寄せられている。

『forzaroma.info』によればクラブはすでに複数の後任監督をリストアップしており、その第一候補がイタリア人のルチアーノ・スパレッティであると伝えた。

56歳のスパレッティ監督は2005年から2009年までローマを指揮した経歴があり、実現すれば7年ぶりの復帰となる。同監督は司令塔のフランチェスコ・トッティをCFにコンバートしたことで知られ、生粋のCFを起用しない「0トップ」システムでセリエAに旋風を巻き起こした。ローマはこの間、2007年と2008年にコッパ・イタリア連覇を達成するなど安定して高い競争力を維持していた。2010年からはロシアの名門ゼニトを率いていたが、成績不振によって2014年に解任され、現在はフリーとなっている。
当時と今とではメンバーも変わったが、再びスパレッティ監督がローマを率いるとすれば大きな話題だ。後任候補にはこのほか、現在チリ代表監督を務めるホルヘ・サンパオリ監督の名も挙がっている。

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