ミランに嫌気がさした選手も? 伊紙はミランのロッカールームが二分しているのではないかと不安視

2016年は1月で終わりか

6日のボローニャ戦に敗れたミランは、当然のことながらサポーターの怒りを買った。ボールを支配し、何度か決定機を作れていただけにサポーターもがっくりしたことだろう。

思い出されるのは昨季のことだ。伊『カルチョメルカート』によると、ミランは昨季もクリスマス休暇後の初戦を落としている。昨季はサッスオーロ相手にホームで1-2と敗れ、そこから勝てない日々がスタートした。トリノ(1-1)、アタランタ(0-1)、ラツィオ(1-3)、と3試合連続未勝利で、2月1日まで白星を挙げることができなかった。今季もここからローマ、フィオレンティーナ、インテルと上位陣との戦いが組まれており、1月を未勝利で終える可能性もある。

また、同メディアは選手たちのストレスも限界に達していると報じており、ボローニャ戦後にサポーターに謝罪へ向かった選手と、サポーターからの怒声を避けるようにロッカールームへと足早に戻った選手がいたことを不安視している。謝罪に向かったのはイグナツィオ・アバーテら長年ミランでプレイしている選手たちで、ロッカールームへと下がったのはカルロス・バッカ、ルイス・アドリアーノら新参者だ。彼らはミランでプレイすることに嫌気がさしてしまったのだろうか。
2016年もミランは嫌なスタートを切ってしまった。1月に予定されている難敵との数試合でチームが完全に崩壊する可能性もあり、指揮官の交代も含めて0からのスタートを切ることになるかもしれない。その流れをローマ戦で止められるのか。この試合は選手たちの心を繋ぎ止めるためにも絶対に勝ち点3を獲得しなければならない。

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