マンUからのオファー断ったアンチェロッティ、古巣チェルシーからのオファーも断っていた!

アブラモビッチ氏が高く評価したが……

来季よりジョゼップ・グアルディオラに代わってバイエルンを指揮することが決定しているカルロ・アンチェロッティは、先日マンチェスター・ユナイテッドからオファーを受けていたことが明らかとなった。しかし英『デイリー・メール』によると、チェルシーもアンチェロッティにオファーを出していたという。

アンチェロッティはチェルシーでリーグ戦とFAカップを制し、圧倒的な攻撃力を持つチームを完成させた。オーナーのロマン・アブラモビッチ氏もアンチェロッティ時代のフットボールを好んでいたようで、友人らに当時アンチェロッティを解任したことを後悔していると語っていたと報じられている。

そして今回ジョゼ・モウリーニョが信じられないような躓きを見せたことで、アブラモビッチ氏はモウリーニョ解任の5週間前にアンチェロッティに指揮官就任を要請。しかし同メディアによると、このオファーはひとまずシーズン終了までの短期的なものだった。これをアンチェロッティは拒否し、古巣に戻る可能性は消えてしまった。
アンチェロッティにとってもチェルシーは慣れ親しんだ場所で、プレミアリーグに挑戦したいとの考えとも合っている。しかし今回はすれ違いに終わってしまったということだろうか。アブラモビッチ氏は短期政権のプロとも言えるフース・ヒディンクを招聘したが、来季からはまた新たな指揮官を探さなければならない。サポーターの多くはアンチェロッティ招聘が実現しなかったことを悔やんでいることだろう。

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