フリット氏の忠告は届かない……デパイがロールスロイスでマンチェスター大移動

レアル・マドリードは、ラファエル・ベニテス監督との契約終了を発表。後任はレアル・マドリード・カスティージャ(Bチーム)を率いていたジネディーヌ・ジダンが、トップチームの監督に昇格する。クラブの公式サイトが伝えている。 2015-16シーズンに就任したベニテス監督は、現役選手だったころレアル・マドリードの下部組織で育つ。プレイヤーとしては大成しなかったが、指導者としてのキャリアもレアル・マドリードBのコーチングスタッフから始めた。そしてようやく念願が叶いレアル・マドリードのトップチームの監督に就任した。だが、バルセロナとのクラシコでは0-4と大敗し、守備的なスタイルで満足のいく結果を残すことができずサポーターや選手たちからの信頼も得られなかったことで解任されることになった。 指揮官の座はクラブのレジェンドでもあるジネディーヌ・ジダンが引き継ぐ。ジダンは2001年から2006年までレアル・マドリードでプレイ。「銀河系軍団」と呼ばれたレアルで活躍し、2001-02シーズンにUEFAチャンピオンズリーグ制覇、2002-03シーズンにリーガ・エスパニョーラ優勝を果たすなど数々のタイトルを獲得した。引退後もレアルに残ったジダンは、2015年5月にUEFAプロライセンスを獲得し、レアル・マドリード・カスティージャの監督を務めていた。

先日、オランダのレジェンドであるルート・フリット氏から派手な私生活を改めるようにと苦言を呈されたマンチェスター・ユナイテッドFWメンフィス・デパイ。派手な服装や車でビッグクラブの一員であることを証明するのではなく、ピッチ上で証明しろとの忠告だが、一度派手な生活を経験してしまうともうやめられない。

英『デイリー・ミラー』によると、デパイはフリット氏の発言からわずか数時間後にマンチェスターの街を愛車のロールスロイスで走り回っていたという。この日はショッピングに出かけた模様で、駐車場にド派手なロールスロイスを駐車する姿が撮られている。フリット氏はピッチ上で良いパフォーマンスを見せられていない選手がロールスロイスのような派手な高級車で練習場に来るべきではないと述べていたが、恐らくそれも止められないだろう。

また、デパイは休みを見つけてはナイトクラブに繰り出しているようで、私生活はとにかく派手だ。デパイにとって今は非常に重要な時期であり、ビッグクラブでもやっていけるかどうかを確かめる時だ。オランダにいる時とは注目のされ方も変わってスター気取りとなっているが、今こそデビュー時と同じ気持ちでサッカーのみに集中すべきではなかろうか。

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