ミランも獲得に動いていたジェノアFWディエゴ・ペロッティは、ローマ移籍が確実となっている。
伊『Italian Football Daily』によると、ローマはペロッティ獲得へ1200万ユーロのオファーを提示。これをジェノア側も受け入れた模様だ。ローマはファン・マヌエル・イトゥルベをボーンマスに放出したため、新たなウインガーが必要だった。イトゥルベの放出からペロッティ獲得までの動きは非常にスムーズで、理想的な流れだったと言えよう。
そして、ペロッティがローマに向かうことでミランの状況が再び変わりつつある。ジェノアはペロッティの後釜にミランのアレッシオ・チェルチを狙っており、同メディアはミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督が最近の練習で新加入のケビン・プリンス・ボアテングと日本代表MF本田圭佑を右サイドハーフとしてテストしていると報じた。チェルチがジェノアへ向かう場合は右サイドのポジション争いはボアテングと本田による新旧10番対決となる。
今後ミランが噂されているサンダーランドのイェレマイン・レンス、エヴァートンのケビン・ミララスの獲得に動く可能性もあるが、サイドハーフを本職としていないボアテングとの争いであれば本田にもチャンスがあるはずだ。果たしてどちらがミランの10番にふさわしいのか、その決着を後半戦でつけてもらいたい。