エジルよりベルカンプの方が数段上! キャラガー氏がエジルのアシスト数に意味はないと主張

ベルカンプと並びたければ……

プレミアリーグ記録となる20アシストを超えることが期待されているアーセナルMFメスト・エジルは、前半戦だけで16アシストを記録した。この活躍を指揮官のアーセン・ヴェンゲルも絶賛しており、クラブのOBであるデニス・ベルカンプのようだと褒めちぎっている。ベルカンプといえば柔らかすぎるタッチが魅力で、エジルはどことなく似ている部分がある。しかし英『デイリー・メール』によると、解説を務める元リヴァプールDFジェイミー・キャラガー氏はエジルの記録があまり意味のないものと切り捨て、ベルカンプに並ぶために必要なものがあると語った。

「リーグの前半戦を見た人は、エジルが素晴らしいと言うだろう。彼は驚くべきことにすでに16アシストを決めていて、プレミアリーグの歴史の中でもこれだけ早いペースの選手はいなかった。そして彼はアーセナルを首位に導いているからね」

「だが、現時点で彼のアシスト数は何の意味も持たない。記録を塗り替えるかもしれないが、タイトルを獲らない記録に何の意味があるんだ? ベルカンプは1シーズンにこれだけ多くのアシストを決めることはなかったし、エジルはベルカンプを超えているかもしれない。しかしエジルとベルカンプを比較するのはナンセンスだよ。なぜならベルカンプは数多くのチームタイトルを獲得したからね。彼は3度のリーグ制覇に加えて4度もFAカップを制しているんだ」
同氏はエジルがベルカンプと比較されるためにはリーグタイトルを獲得する必要があると考えており、それまでエジルのアシスト記録に意味はないと厳しい意見だ。同氏は今季何度もアーセナルの優勝を期待していると口にしているが、それほどアーセン・ヴェンゲルがトロフィーを掲げている姿を見たいのだろう。エジルがベルカンプと同じクラブのレジェンドになるには、まずタイトルを獲得するところからスタートさせる必要がありそうだ。

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