プレミアリーグ第19節が行われ、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターは、本拠地キングパワースタジアムでマンチェスター・シティと対戦。岡崎はベンチスタートとなった。
前節、ユルゲン・クロップの率いるリヴァプールに0-1のスコアで為す術もなく敗れたレスターは、MFドリンクウォーターが復帰。また布陣を慣れた[4-4-2]からアンカーの位置にMFインレルを起用する[4-1-4-1]に変更し、マンチェスター・シティ戦に臨んだ。
試合のペースを掴んだの敵地で戦うマンチェスター・シティ。スピードのないDFフクスとDFフートの左サイドを狙い、スピードスターのFWスターリングが攻め込む。18分、裏のスペースへFWスターリングが抜けだすと、走りこんできたMFデ・ブライネに落とす。デ・ブライネは狙いすましたシュートを放つも、GKシュマイケルが好セーブを見せる。さらに25分、DFサーニャとMFデ・ブライネがヘディングでのパス交換で突破し、FWスターリングへつなぐと、胸トラップからシュートを放つ。これもGKシュマイケルが弾き出し、シティの攻撃を凌いだ。
先制ゴールを奪いたいレスターは40分、DFフクスによる左サイドからのクロスに逆サイドでMFオルブライトンが飛び込むも枠を捉えることができず、0-0のまま後半を迎える。
後半立ち上がりに決定機を迎えたのはレスターだった。53分、MFカンテが右ゴールポストをかすめる強烈なミドルシュートを放つ。さらに60分、MFマフレズのスルーパスに抜け出したMFオルブライトンがシュートを放つも、枠を捉えることができなかった。
一方、マンチェスター・シティはセットプレイからレスターゴールに迫る。64分、右サイドでコーナーキックのチャンスを得ると、MFデ・ブライネがゴール前に蹴り込む。これをDFオタメンディが頭で合わせて強烈なヘディングシュートを放つも、またもGKシュマイケルが左手一本で防いで決定機を阻む。
試合全体を通して互いにゴール前に攻め込む緊迫した展開が続いたが、結局スコアボードは動かないままタイムアップ。試合終了のホイッスルが鳴るとキングパワースタジアムに埋め尽くしたサポーターからは万雷の拍手が送られた。
レスターはシティと引き分けたため、アーセナルと勝点で並び得失点差で2位に後退。クリスマスを首位で通過したが、一つ順位を落として年を越すことになった。
[メンバー]
レスター:シュマイケル、シンプソン、モーガン、フート、フクス、インレル(→ウジョア 67)、ドリンクウォーター(→キング 80)、カンテ、マフレズ、オルブライトン(→デラート 90)、バーディ
マンチェスター・シティ:ハート、サーニャ、オタメンディ、マンガラ、コラロフ、フェルナンジーニョ、ヤヤ・トゥレ、デ・ブライネ、シルバ(→ナバス 74)、スターリング(→イヘアナチョ 89)、アグエロ(→ボニー 54)
[スコア]
レスター 0-0 マンチェスター・シティ