マンUを救えるFWは武藤じゃない! 英メディアはケインを獲れると主張

トッテナムは札束攻勢で落とせる?

なかなか得点が奪えないマンチェスター・ユナイテッドは、今冬の移籍市場でマインツ所属の日本代表FW武藤嘉紀にアプローチをかけると言われている。しかし、まだまだ武藤クラスの選手がマンUを救うのは無理かもしれない。英『デイリー・メール』は今の苦境を乗り切るには、アントニー・マルシャル獲得時に支払ったとされる総額5800万ポンドを超えるお金でストライカー確保に動くべきだと主張している。

同メディアが推すのはトッテナムFWハリー・ケインだ。ケインは2015年に大ブレイクした選手で、今夏もマンUはケイン獲得を狙っていた。しかしトッテナム側がケインを簡単に放出するはずはなく、今のところケインが退団する予兆は感じられない。しかし、同メディアはトッテナムなら札束攻勢で落とせると伝えている。

今夏もエヴァートンがチェルシーのDFジョン・ストーンズに対する巨額オファーを何度も断ったことが話題となり、お金を積まれても放出しないというケースも増えている。トッテナムもWBA所属FWサイード・ベラヒノ獲得を断られており、ケインも同様のやり方で断ることは充分に考えられる。しかし、トッテナムの幹部はオーナーのダニエル・レヴィが選手に値札をつけないことはあり得ないと語り、適切な金額が用意されれば放出に踏み切るはずと予想している。
現にトッテナムはこれまでもMFマイケル・キャリック、FWディミタール・ベルバトフの2人をマンUに放出しており、この取引も札束攻勢だった。キャリックは移籍金1400万ポンドでマンUに移籍したが、当時はクラブ史上6番目に高額な移籍金だった。

さらにレアル・マドリードにFWガレス・ベイルも売却しており、適切な額が届けば放出もあり得るかもしれない。同メディアは、ベイルほどではないが、確実にマルシャルを超える金額を用意する必要があると伝えており、今のマンUを救えるストライカーはケインだけだと主張している。

果たしてトッテナムは再び札束攻勢でスター選手を売却するのか。マンUがもう1度大金を積む価値は十分にあるはずだ。

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