レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長は、今でもバルセロナFWネイマールの獲得を狙っている。
スペイン『スポルト』によると、ペレス会長はこれまで何度もネイマールの父親に電話をかけ、説得する機会を設けようと動いているという。同会長は新たなプロジェクトの象徴にネイマールを据えたい考えで、バルサからレアルへ禁断の移籍を果たしたルイス・フィーゴ2世にしたいとの思惑があるようだ。
ここ数年間レアルでエースを務めてきたクリスティアーノ・ロナウドが30歳を迎えたこともあり、今の銀河系軍団は徐々に次の世代へバトンを渡していくことになるだろう。現在のネイマールはリーグ戦でロナウドを上回る得点を決めており、銀河系軍団の象徴にするにふさわしい選手ではある。
しかしネイマールの父親は同会長の電話にまともな対応を見せず、今のところ実現する気配はない。ネイマールにとってバルサは特別なクラブであり、ロナウド、リバウド、ロナウジーニョとブラジル代表のスター選手が活躍したのも大きい。ブラジルの子供達にとってバルサは憧れのクラブであり、ネイマールもロナウジーニョに続くブラジルの星になろうとしている。
ネイマール本人は将来のことは分からないと語っていたが、ペレス会長の望む禁断の移籍は起こるだろうか。