問題児オスバルド、セリエ復帰か 代理人がオファーを明かす

ボカとの交渉は破談に

もはや戦力外となったポルトを退団し、出身国アルゼンチンの名門ボカ・ジュニアーズに加入すると見られていたFWパブロ・ダニエル・オスバルドだが、この交渉は実らなかったようだ。

「ポルトとの契約満了を待つのは、妥当な選択肢とは言えない。だが、ボカからのオファーは明らかに不十分なものだった。クリスマス休暇が終われば、彼はポルトガルに戻ることになり、6月まで待つことになるだろう」

オスバルドの代理人を務めるダリオ・ダクード氏は伊『ガゼッタ・デッロ・スポルト』に対してそう話し、オファー額が不十分だったと認めた。しかし、その一方でかつてプレイしたセリエAからの関心もあることを明かしている。
「彼にはイタリアの2クラブが興味深いオファーを提示した。ヨーロッパの移籍市場は2月2日まで開いているのだから、何が起きるかは分からないね」

ダクード氏はそう話し、セリエA復帰の可能性を仄めかした。イタリア国籍を持つオスバルドはアタランタ、レッチェ、フィオレンティーナ、ボローニャといったクラブを渡り歩き、ストライカーとして一定の評価を得ている。ローマではフランチェスコ・トッティ、エリク・ラメラ(現トッテナム)とともに3トップを組み、55試合で27得点を挙げる活躍を見せている。素行の悪さや同僚との衝突が数多く報じられてきた「問題児」としての一面もあるが、まだまだ引く手はあるようだ。

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