どこか似ている2人……ヒディンクがファン・ハールを解任へ追い込むか

キャリアも顔も少し似ている?

28日に行われるマンチェスター・ユナイテッドとチェルシーの一戦は、マンUのファン・ハールにとって最後の試合となるかもしれない。仮にチェルシー相手に敗れれば8試合連続で勝ち星がないことになり、解任は避けられない。そして現在チェルシーを指揮しているのは同じオランダ人指揮官のフース・ヒディンクだ。この2人はこれまで似たようなキャリアを歩んできた。

ファン・ハールが最初に指揮を執ったのはアヤックス、ヒディンクはPSVで、それぞれ母国の強豪クラブを率いてリーグ優勝を経験している。そこからファン・ハールはバルセロナへステップアップを果たし、ヒディンクもレアル・マドリードの指揮官となった。2人はクラシコで激突し、結果的にヒディンクは1シーズンでクラブを去ることになってしまった。英『デイリー・メール』はファン・ハールがヒディンクの解任に貢献したと伝えており、今回はヒディンクがファン・ハールの解任に貢献することになるかもしれない。

また2人はオランダ代表監督としてチームをそれぞれワールドカップベスト4に導き、2014ワールドカップ終了後にはファン・ハールからヒディンクへとバトンが渡された。顔もどこか似ているとまで言われる妙な縁を持つ2人は、オールド・トラッフォードでどのようなバトルを展開してくれるのだろうか。今回追い詰められているのはファン・ハールで、ヒディンクは何かと比較される同郷のファン・ハールにとどめの一撃を喰らわせることになるかもしれない。同じオランダ人指揮官として負けられない両者のプライドにも注目だ。

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