アブラモビッチ氏にとってベストの指揮官は誰だ!? チェルシー歴代指揮官ランキング

ランキングの顔ぶれが豪華すぎる

クラブ史上最高の指揮官と言われたジョゼ・モウリーニョを切ったチェルシーオーナーのロマン・アブラモビッチ氏。モウリーニョの率いるチームがここまで低迷するとは予想外だったが、アブラモビッチ氏はこれまで結果の出ない指揮官を次々に切り捨ててきた。同氏の前ではほとんどの指揮官が凡庸に感じられるが、果たして同氏が抜擢した指揮官の中で最も優れていたのは誰なのだろうか。英『テレグラフ』はアブラモビッチ氏が招聘した指揮官ベスト10を作成した。

10位:アンドレ・ヴィラス=ボアス (2011-2012 勝率47.5%)

9位:ルイス・フェリペ・スコラーリ(2008-2009 勝率55.6%)
8位:クラウディオ・ラニエリ (2000-2004 勝率61%)

7位:ラファエル・ベニテス (2012-2013 勝率58.3%)

6位:アヴラム・グラント(2007-2008 勝率66.7%)

5位:フース・ヒディンク(2009 勝率72.7%)

4位:ロベルト・ディ・マッテオ(2012 勝率57.1%)

3位:ジョゼ・モウリーニョ第二次政権(2013-2015 勝率57.3%)

2位:カルロ・アンチェロッティ(2009-2011 勝率61.5%)

1位:ジョゼ・モウリーニョ第一次政権(2004-2007 勝率67%)

やはりプレミアリーグを連覇したモウリーニョ一次政権はクラブ史上に残る最高のチームだった。モウリーニョも野心に満ち溢れた空気を纏っており、まさにカリスマの呼び名がピッタリだった。次いでプレミアリーグ史上最多となるシーズン103ゴールを達成したアンチェロッティ政権、内容はどうあれチャンピオンズリーグをクラブにもたらしたディ・マッテオ、便利屋としてアブラモビッチ氏に重宝されているヒディンク、モウリーニョの遺産と呼ばれながらチャンピオンズリーグ準優勝を達成したグラントと続いていく。

やはり長期政権で最も安定していたのがモウリーニョとアンチェロッティで、モウリーニョの登場以降3シーズン以上指揮を任された者は存在しない。モウリーニョの存在はアブラモビッチ氏が指揮官に求めるハードルを著しく高め、普通の成績では満足できない困ったオーナーとなった。それほどアブラモビッチ氏にとってモウリーニョの存在が大きかったということだ。

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