武藤はマンUに行くべき? チェルシー行きは断ったが……

キャリアアップのチャンスか

マンチェスター・ユナイテッドが1月にマインツ所属の日本代表FW武藤嘉紀を狙っているという報道は日本のサッカーファンを驚かせたことだろう。チェルシーに続いてビッグクラブが武藤に興味を示すこととなったが、果たして武藤はマンUへ行くべきだろうか。

米『ESPN』はマンUの指揮官にセンターフォワードの選択肢が増えることになるかもしれないと述べており、不調のウェイン・ルーニー、若いアントニー・マルシャルに次いで武藤を1トップに指名することができる。現在のマンUに絶対的なストライカーがいないことを考えると、武藤にとってセンターフォワードのレギュラーポジションを掴むチャンスになるかもしれない。

しかし武藤は今夏に自身のレベルに合わないとの考えからチェルシー行きを断り、ドイツの中堅クラブであるマインツを選択した経緯がある。結果的にチェルシーは降格圏内付近まで落ち込み、武藤もマインツでしっかりレギュラーポジションを掴み、武藤の選択は正しいものとなった。その賢明な選択からまだ半年しか経っておらず、思いきってマンU行きを選択するとは考えづらい。しかし同メディアは、マンU移籍のチャンスをみすみす逃すのは愚かだと伝えており、武藤の移籍を期待している。
恐らく今の武藤ならマンUである程度の出場機会を与えられるだろう。今のマンUの前線に絶対外せない選手はマルシャルくらいで、武藤はセンターフォワードでもサイドでもプレイできる。チェルシーより成功する可能性は高いように思えるが、武藤はこのチャンスを活かすべきだろうか。

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