チェルシーの指揮官にテリーを推すレドナップ「チャンスを与えられるべき」

クラブの伝統を知る者に任せよ

ひとまず今季終了後までの契約でフース・ヒディンクを招聘したチェルシーだが、問題は来季から誰に指揮を任せるかだ。ジョゼップ・グアルディオラ、ホルヘ・サンパオリ、ディエゴ・シメオネなど数人の指揮官の名前が挙がっており、彼らは長期的に指揮を執ることが求められている。しかし、かつてトッテナムを指揮したハリー・レドナップ氏はクラブのレジェンドであるDFジョン・テリーに長期的な指揮を執らせるべきと考えている。

英『デイリー・スター』によると、レドナップ氏はテリーがクラブのすべてを知っており、チェルシーはテリーにチャンスを与えても良いのではないかと提案している。

「テリーはチェルシーを指揮するチャンスを与えられるべきだ。彼はクラブのリーダーで、クラブのすべてを知っている。こうした例が過去に多いわけではないが、数人の選手は現役からそのままトップレベルでの指揮を執っている。テリーがそうする必要はないと思うが、ケニー・ダルグリッシュは選手兼指揮官になったからね」
オーナーのロマン・アブラモビッチ氏もクラブの伝統を知る者の重要性は理解しており、ヒディンクのコーチとしてディディエ・ドログバを望んでいることからもその考えは明らかだ。ドログバもクラブの伝統を知る存在だが、それならばテリーが最適な人材だろう。

テリーが現役を退いたあと、コーチや下部チームの指揮官などで段階的に経験を積ませるのが実際的なプランだろうが、すぐに任せてみるのも面白い。結果が出るとは限らないが、チェルシー独自の色を作り上げることができるだろう。果たしてテリー監督が誕生するのはいつの話になるのか。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.291 究極・三つ巴戦線

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ