ファン・ハールはそんなに悪い指揮官か!? 勝率を比較すると……

プレミアの名将たちと比較

マンチェスター・ユナイテッドのファン・ハールは即刻解任を求められるような成績なのか。ここ数試合の成績はよくないが、全体的に見ればプレミアリーグで名将と呼ばれた指揮官とそう大きくは変わらないのだ。

英『デイリー・ミラー』は就任から55試合が経過した段階で、ジョゼ・モウリーニョ、アレックス・ファーガソン、アーセン・ヴェンゲルの3名と勝率を比較。すると、意外な事実が見えてきた。

55試合が経過した時点で最も高い勝率を記録したのはモウリーニョで、それは何と80%にも達する。だからこそ今季の不調は信じがたく、間違いなくプレミアリーグを代表する名将だ。それに続くのはファーガソンで、64%の勝率を記録している。そしてその次がファン・ハールで、51%の勝率だ。つまり55試合経過時点ではヴェンゲルよりも勝率が高いのだ。そのヴェンゲルはファン・ハールよりわずか2%少ない49%の勝率となっており、ファン・ハールはそこまで批判されるべき指揮官なのだろうか。
マンUのエド・ウッドワードCEOはシーズン途中にファン・ハールに鉄槌を下す必要がないとの見方を示しており、確かにこのデータを見るとそう悪くはない。ファンや識者の意見も、解任を求める声と、もう少し時間を与えても良いのではないかとする声に割れている。もうしばらくファン・ハールへの注目は続きそうだが、年明けには答えが出ているかもしれない。

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