大健闘に称賛浴びる森保監督「広島を世界180カ国にアピールできた」

メンバーを入れ替えながら結果を出す

FIFAクラブワールドカップは、20日に3位決定戦および決勝戦が行われた。

広州恒大との3位決定戦に臨み、2-1で逆転勝ちを収めたサンフレッチェ広島の森保一監督は、試合後のインタビューに応えた。アフリカ王者マゼンベ、アジア王者広州と、強豪を次々と打ち破り、南米王者のリーベル・プレートをあと一歩まで追い込んだチームの戦いぶりを、森保監督は称賛した。

「クラブW杯という各大陸の王者が集まる素晴らしい大会に、Jリーグ王者として出場できたことに幸せを感じながら、1試合1試合戦うことができた。Jリーグ王者の誇りと責任を持って戦いました。残念ながら決勝に進めませんでしたが、3位という結果がJリーグ全体の自信になってくれたらと思います。われわれは地方のクラブなので、地域の人たちが喜んでくれたら嬉しい。平和都市広島を世界180カ国に発信できた。地元の人々も喜んでくれると思います」
Jリーグのチャンピオンシップから間髪入れずに開催された同大会だったが、森保監督は特に、メンバーを入れ替えながらここまで戦えたことに手応えを感じているようだ。

「クラブW杯の4連戦の前にわれわれはJリーグのCSを2試合戦っていました。ここで極限の戦いをして消耗しているなか、今大会を迎えた。6連戦というタフな戦いのなかで、成長しながら勝つ。チームの総合力で勝つことを目指していました。クラブW杯の4試合は選手を入れ替えながら戦い、勝つことができた。これは大きな自信になります。来シーズンを考えると、一部の選手だけではJリーグとACLを戦えない。そういう意味でも、選手を入れ替えつつ勝てたのは自信になります」

素晴らしい戦いを見せてくれた広島。世界3位の称号は、来季に向けて大きな自信を与えてくれることだろう。

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