熱血漢変わらず クロップ、WBA戦の行動を謝罪も「あの状況になったらまたやる」

ピューリス監督とピッチサイドで諍いに

リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、13日のWBA戦の後に相手のトニー・ピューリス監督と握手しなかったことについて、間違った行動だったと認めつつも冷静でいられなかったと明かした。英『デイリー・ミラー』がコメントを伝えている。

「あのときは確かに少し冷静さを欠いていたが、これまで同様に止めることができなかった。あれは難しいゲームで、難しい状況だった」

ピッチサイドでの情熱的な振る舞いはドルトムント時代からお馴染みのクロップ監督だが、この試合ではリヴァプール就任以来最も感情的な面を見せた。DFデヤン・ロブレンが相手選手のタックルによって負傷交代したことに激昂し、試合後にピューリス監督との握手を拒否。これが現地メディアに大きく取り上げられた。
「時として人は普段やらないようなことをやってしまうものだ。感情が昂っているときに最高の決断をすることはできない。あなた方が試合後の私の行動を誤って解釈するのならそれは別に好きにしたらいい。だが、ああいった状況が訪れたら私はまたああするだろう」

自分の態度を今後も変えることはないと話したクロップ監督。しかしその一方で、クロップ監督は相手へのリスペクトを欠いたことはないとし、試合が終わって時間が経てば謝ることができると認めた。監督は諍いとなったピューリス監督に対し、18日に謝罪をしている。

「あの試合は5分が過ぎれば元通り冷静に、というような試合じゃなかった。彼らに会えば私は気軽に謝れるし何でも話すことができる。リスペクトを欠くことはないよ。向こうがどう思うかは知らないが、私の側はOKだ」

ドイツでは見慣れた光景も、イングランドでは驚きをもって伝えられた。今後もクロップ監督はピッチサイドでの振る舞いに注目されることになりそうだ。

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