デパイとV・ペルシーの小競り合いの理由が判明「自分を大物だと思っているのか?」

若手とベテランの間で対立

EURO2016予選で思うように勝てずに苦しんでいたオランダ代表は、10月の練習中にマンチェスター・ユナイテッドFWメンフィス・デパイとフェネルバフチェFWロビン・ファン・ペルシーが激しくやり合う場面があった。若手とベテランの衝突はチームの空気が悪いことを世界に示すこととなり、結局オランダは予選敗退を喫した。

英『メトロ』は2人の衝突の裏側を説明しており、代表を背負って立とうとする若者とエースとしてチームを張ってきたベテランとの間でくだらない言い争いが起きていたようだ。発端となったのは練習中にデパイがファン・ペルシーにパスを出さなかったことで、ファン・ペルシーはデパイのプレイがエゴイスティックだと批判。エースである自身に敬意を払えと言いたかったのだろう。ファン・ペルシーはデパイに対して、「自分を大物だと思っているのか?」と詰め寄ると、デパイは「大物はフェネルバフチェでプレイするものなんだね」とマンUから放出された先輩を皮肉ったという。

これが原因で両者は小競り合いとなり、チームは最悪の空気のまま予選ラスト2試合を戦うことになった。同メディアによると、指揮官のダニー・ブリントはデパイの意見に賛同し、ファン・ペルシーに挑発をやめるよう促した。ベテランである自身の意見に賛同してもらえなかったこともファン・ペルシーにとっては屈辱だっただろう。チーム内でくだらない争いが起こっていたオランダ代表は、予選敗退で膿を出し切った方が良かったのかもしれない。

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