本田は? 香川は? 2015年世界を驚かせたアジア人選手トップ10

日本代表にとっては苦しかった2015年

ドルトムントで復活した香川真司、マインツでニューヒーローとなった武藤嘉紀と今季も多くの日本人選手が海外で活躍した。一方で日本代表は迷走が続き、アジアカップはベスト8敗退、東アジアカップでも1勝もできなかった。2015年は日本のサッカー界にとって苦い1年となったが、海外メディアは今年のアジアサッカーをどう捉えているのか。『OUTSIDE THE BOOT』は独自の視点からアジアの優秀選手トップ10を紹介。今年アジアの選手で最もインパクトを残したのはどの選手なのか。

10位:武藤嘉紀(FW/マインツ/日本代表)

9位:岡崎慎司(FW/レスター・シティ/日本代表)
8位:アリ・マブフート(FW/アル・ジャジーラ/UAE代表)

7位:キ・ソンヨン(MF/スウォンジー/韓国代表)

6位:香川真司(MF/ドルトムント/日本代表)

5位:チャン・リンペン(DF/広州恒大/中国代表)

4位:マッシモ・ルオンゴ(MF/QPR/オーストラリア代表)

3位:ソン・フンミン(FW/トッテナム/韓国代表)

2位:ティム・ケーヒル(FW/上海申花/オーストラリア代表)

1位:マシュー・ライアン(GK/バレンシア/オーストラリア代表)

上位にはアジアカップを制したオーストラリア代表の選手が多く入る結果となった。ルオンゴは同大会MVPに輝き、ライアンはバレンシアにステップアップを果たした。韓国ではやはりレヴァークーゼンからトッテナムへと移籍し、アジアを代表するアタッカーに成長したソン・フンミン、中国からは中国のセルヒオ・ラモスの異名を取り、レアル・マドリードからも関心が伝えられたチャン・リンペンが入った。日本人選手は香川、岡崎、武藤の3名で、8位に入ったマブフートはアジアカップで日本相手にゴールを決めたストライカーだ。

やはり所属クラブで苦しんだ本田圭佑や長友佑都は入らず、日本人としては少々寂しい結果だ 。まだまだハシルホジッチのサッカーが選手たちに浸透しているとも言えず、サッカー人気が薄れる1年となってしまった。2016年はリオデジャネイロ五輪も控えているが、若き日本の選手にはそこで世界を驚かせるプレイを見せてほしいところだ。

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