スアレスが歴史を塗り替える! 大会史上初ハットトリックでバルサを決勝に導く

広州にほぼチャンスを作らせず

広州にほぼチャンスを作らせず

ハットトリックを達成したスアレス photo/Getty Images

クラブW杯準決勝が17日に行われ、ヨーロッパ王者バルセロナとアジア王者広州恒大が対戦した。

この試合の勝者は南米王者リーベル・プレートが待つ決勝へと駒を進める。バルセロナは今大会での初陣となったこの試合で自慢の3トップ、通称“MSN”からメッシ、ネイマールがベンチスタートとなり、唯一スアレスが先発メンバーに名を連ねた。一方でスコラーリ監督率いる広州はリカルド・グラール、パウリーニョ、エウケソンといったブラジル人選手が先発している。

序盤からボールを支配したバルセロナだったが、中央で固い守りを見せる広州に苦戦する。22分、イニエスタのスルーパスに合わせたムニルが決定機を迎えるもGKリー・シュアイに詰められた。メッシに代わって右ウィングで先発したムニルは、32分にもイニエスタの折り返しに合わせたが、ゴールとはならない。
それでも試合をこじ開けたのはバルセロナ。39分、ラキティッチの強烈なミドルシュートをGKリー・シュアイが弾くと、このこぼれ球をスアレスが押し込み、ネットを揺らした。メッシ、ネイマールを欠く中でもスアレスが見事にエースの仕事を果たした。

広州は中盤の競り合いから幾度かボールを奪い、そこから速攻に転じようとするも、マスチェラーノを中心とするバルセロナの守備陣を突破することができない。それでも40分にはセットプレイからエウケソンがバックヘッドでシュートを放ったが、このシュートはGKブラーボに防がれ、得点とはならなかった。

このまま1-0で前半は終了。広州は35分にDFゾウ・ジェンが足を捻って負傷交代を余儀なくされるなど、アクシデントにも見舞われた。

バルセロナが追加点を挙げたのは50分。イニエスタの浮き球のパスに反応したスアレスがゴール前に顔を出すと、このボールを胸トラップから右足ボレーでネットに突き刺した。見事なシュートで自身2点目を挙げたスアレスは、66分にもムニルが獲得したPKを沈め、ハットトリックを達成。クラブW杯でハットトリックを達成した最初の選手となった。

3点ビハインドとなった広州はエウケソンに代えてFWガオ・リンを投入。74分にはガオ・リンに高い位置でボールが渡ったが、バルセロナのDFが素早く囲み、シュートを打たせない。

この後ゆったりとボールを回したバルセロナは、そのまま試合終了を迎えた。完勝を収めたバルセロナは20日に行われるリーベル・プレートとの決勝戦に進み、広州は同日行われるサンフレッチェ広島との3位決定戦に向かうことが決定した。

[メンバー]
バルセロナ:ブラーボ、ピケ、アウヴェス、アルバ(→コレイア 76)、ラキティッチ、ブスケッツ、イニエスタ(→サンペール 81)、マスチェラーノ、ロベルト(→ラミレス 72)、スアレス、ムニル
広州恒大:リー・シュアイ、チャン・リンポン、フォン・シャオティン、ゾウ・ジェン(→リー・シュエペン 35)、キム・ヨングォン、パウリーニョ、チョン・チー、ホァン・ボーウェン、チョン・ロン(→ユ・ハンチャオ 56)、エウケソン(→ガオ・リン 67)、リカルド・グラール

[スコア]
バルセロナ 3-0 広州恒大

[得点者]
バルセロナ:スアレス(39、50、66 PK)

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