レヴァークーゼンFWチチャリートことハビエル・エルナンデスが思う最高の指揮官は、アレックス・ファーガソンだ。チチャリートは自身がマンUで経験した最高の時間について語っている。同選手のコメントをスペイン『マルカ』が伝えている。
「僕は本当に幸運だった。メキシコ人として初めて世界最高のクラブの1つに移籍できたのだからね。僕はファーガソンにとても感謝しているんだ。彼は僕に欧州への扉を開いてくれて、2度もリーグタイトルを獲得することができたからね」
「僕はファーガソンが世界最高の監督だと思う。特に選手たちをコントロールする能力がね。全ての選手に居場所があるんだ。彼の下ではどんな選手も15試合くらいは出られるからね」
もはやチチャリートのコメントはファン・ハールへの皮肉にも思えてくる。ファーガソンはチームをコントロールするのが上手く、自身を放出したファン・ハールはコントロールが下手と言っているようにも聞こえる。マンUで誰にも真似できない長期政権を築いたファーガソンは偉大すぎる存在で、チチャリートがファン・ハールのやり方に疑問を感じても不思議はない。指揮官は戦術の構築よりも選手と良好な関係を築き、チーム全員のモチベーションを高めるコントロール能力が必要なのだろう。