ケガとの決別を目指すMFロドウェル、5日間で50回の注射を受けていたことが判明

16歳でデビューした「神童」のキャリアはこれから

度重なるケガに悩まされてきたサンダーランドMFジャック・ロドウェルは自身のコンディションを取り戻すため、壮絶な治療を受けていたようだ。

昨夏マンチェスター・シティからサンダーランドの一員となったロドウェルだが、ハムストリングと背中の負傷によって、ここまで同クラブで20試合にしか出場していない。英『デイリー・メール』によると、この状況を変えるため、同選手はスタッフとともに渡独。昨季までバイエルン・ミュンヘンのチームドクターを務めていた名医ハンス・ミュラー・ヴォルファールト氏の治療を受けていたことが判明した。

「彼に会いに僕はミュンヘンへと向かった。月曜日から金曜日までそこにいたんだけれど、その間に50本の注射を受けたよ。彼は何度も何度も、僕に注射したんだ。炎症を止めるためのものと、間接の動きを滑らかにするためのものだった」
「技術スタッフならもっとたくさんのことを知っているだろう。僕はただ付き添って行っただけで、状態を良くするために必死だった。大きなケガではなかったけれど、僕はそれ以上付き合うのが嫌だった。何度も何度も戦列を離れていては、チームから外されてしまうからね」

5日間で50本もの注射を受けたことを明かしたロドウェル。ハードな治療の効果あってか、今季はここまでリーグ戦で10試合に出場し、そのうち3試合は先発を果たしている。16歳でプロデビューした同選手のキャリアは近年、度重なるケガとともに停滞を見せていたが、まだ24歳。出発はこれからだ。

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