名古屋グランパスは10日、スウェーデンのヘルシンボリIFからFWロビン・シモビッチ、同じくスウェーデンのカルマルFFからDFルドゥウィッグ・オーマンを獲得したことを発表した。
シモビッチは24歳で199cm93kgの大型FW。スウェーデンリーグでは105試合で53得点を記録しており、クラブ公式サイトでは「長身でありながら、独特なテクニックと卓越したボールタッチを併せ持つ」と新たなストライカーを紹介している。
もう1人の新加入選手オーマンも191cmと長身で、スウェーデン世代別代表の常連選手。現在24歳で、A代表での出場はまだないがクラブによると、強さと高さを兼ね備えながら足元の技術も優れており、ラインコントロールの巧みさにも定評があるディフェンダーだ。
名古屋は小倉新監督のもと初めて補強を行い、実績十分な2人のスウェーデン人を手に入れた。2015年は9位という不本意な順位でシーズンを終えた同クラブだが、シーズン終了3日後に来季から小倉監督がクラブの指揮を執ることが決定するなど、勝負の2016年に向けて着々と準備を続けている。