「本当に驚かされた」 香川のロスタイム決勝弾に同僚もビックリ

腰を痛めたことを明かすギュンドアン

5日に行われたブンデスリーガ第15節でドルトムントはヴォルフスブルクと対戦し、2-1で勝利を収めた。この試合に先発し、後半10分に香川真司との交代でピッチを後にしたMFイルカイ・ギュンドアンの試合後コメントをクラブ公式サイトが伝えている。

「先制した数分後、ユリアン・ドラクスラーの膝が僕の背中、または骨盤のあたりに入ったんだ。すぐに激痛が走ったし、ユリアンも膝がとんでもなく痛いと言ってきたよ。僕の背中がどうなっているのかは知っているよね。(ギュンドアンは2013年8月に背中を負傷し、1年2カ月の離脱を強いられた)僕はそのまま前半いっぱいを痛みと付き合っていくことになったんだ」

ギュンドアンは交代が戦術的な理由ではなく、怪我を阻止するためであったことを明かした。代わって入った香川は1-1で迎えた後半ロスタイムに劇的な決勝ゴールを決め、チームに勝点3をもたらした。香川と私生活でも仲が良いことで知られるギュンドアンは、この結果に驚いたことを明かしている。
「ハーフタイムの後には痛みが軽くなってきていたけれど、予防措置として監督は僕を交代させた。僕は交代については何の不満もないよ。代わって入ったシンジ(香川)が最後にゴールを決めたからね。あれには本当驚かされた。この試合の勝利はとても、とても大切なものだったんだ。直接のライバルを引き離すことができたのだから、本当に良い気分だよ」

試合前に7ポイント差があったドルトムントとヴォルフスブルクは、今や10ポイント差となった。この試合の勝利が大きな価値を持っていたことは間違いない。ウィンターブレイクまで残すところあと2試合となったが、良い形で年越しを迎えることになりそうだ。

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