値千金の決勝弾を挙げた香川に独紙がチーム最高評価! 

勝点3以上の価値が

5日に行われたブンデスリーガ第15節で2位ドルトムントは3位ヴォルフスブルクと対戦し、2-1で勝利を収めた。今節首位バイエルンが敗れたため、ドルトムントは勝点差を5まで縮めている。

今節の注目カードとなったこの対戦で、日本代表MF香川真司が魅せた。1-0で試合終了を迎えるはずだったドルトムントは90分に痛恨のPK献上によって同点にされてしまい、誰もが引き分けを覚悟していた。

しかし、ロスタイム3分の間に試合は動く。PKを与えた右サイドバックのピシュチェクが左に大きく展開すると、これをフリーのムヒタリアンがダイレクトでゴール前に落とした。ここに顔を出した香川は、軽やかな左足の1タッチでGKベナーリョの脇に流し込み、決勝弾を挙げた。香川にとっては今季4ゴール目となる。
今節バイエルンがリーグ15試合目にして初黒星を喫していたため、ドルトムントにとってヴォルフスブルク戦の勝利は勝点3以上の価値があった。独『ビルト』が試合後に掲載した選手採点(6段階で1が最高)では、香川を含むドルトムントの6人の選手に両チーム通じて最高となる「2」の高評価が与えられている。今季リーグ戦で初のベンチスタートとなった香川だが、大きな仕事を成し遂げた。

ドルトムントは週中のヨーロッパリーグ・PAOK(ギリシャ)戦を挟んで次節13日にMF長谷部誠が所属するフランクフルトと対戦する。

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