プレミアリーグ第15節が行われ、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティは、敵地でスウォンジーと対戦。岡崎はベンチスタートとなった。
試合開始から5分、好調レスターにいきなり先制ゴールが生まれる。コーナーキックのチャンスにキッカーのMFオルブライトンが蹴りこむと、ボールはゴール前の密集地帯へ。MFマフレズは目の前に舞い込んできたクロスボールを体で押し込んでゴールを決めた。首位マンチェスター・シティに勝ち点で並ぶものの、得失点差で2位につけるレスターが早い時間帯にリードを手にする。
15位に沈むホームのスウォンジーはボールを保持して攻め込もうとするも、パスの精度を欠き決定機を作り出すことができない。すると22分、カウンター攻撃からレスターが追加点を重ねる。ロングフィードを前線で受けたFWバーディがMFカンテに落とすと、カンテが相手の最終ラインの裏へ抜け出したMFマフレズへラストパス。マフレズが左足でゴールへ流し込んで今季9ゴール目を挙げる。
ボールポゼッション率ではスウォンジーに譲ったものの、ゴール前に攻め込んだレスターが2-0のスコアで試合を折り返す。
後半立ち上がりからスウォンジーが押しこむ展開となる。47分、ペナルティエリア付近の深い位置でFKを獲得すると、MFシグルドソンがクロスを狙いすました供給する。MFキ・ソンヨンが頭で合わせてシュートを放つも、これは惜しくもクロスバーを叩く。
レスターにとっては我慢の時間帯が続いていたが、一瞬の隙を突いて鋭いカウンター攻撃を見せる。67分、MFカンテが相手の最終ライン手前でドリブルを仕掛けると、FWバーディへパスをつなぐ。バーディは前線で相手DFを引きつけると、フリーで走りこんできたMFマフレズへラストパス。これをマフレズがゴール左に蹴り込んでハットトリックを達成する。
その後もレスターがゲームを支配したまま試合終了。敵地に乗り込んだレスターが3-0のスコアでスウォンジーに勝利を収めた。
12試合連続ゴールの期待がかかっていたレスターのエースストライカー、バーディはこの試合でも幾度か決定機を迎えたが、徹底したマークにあいネットを揺らすことができず連続ゴール記録は11でストップ。岡崎慎司はこの試合では出場機会を得られなかった。
[メンバー]
スウォンジー:ファビアンスキ、ノートン、バートリー、ウィリアムズ、テイラー、ブリットン(→バロウ 63)、キ・ソンヨン(→コーク 78)、ラウトリッジ(→モンテーロ 46)、シグルドソン、アイェウ、ゴミス
レスター:シュマイケル、シンプソン、モーガン、フート、フクス、マフレズ(→シュラップ 90)、ドリンクウォーター、カンテ、オルブライトン、ウジョア(→キング 87)、バーディ
[スコア]
スウォンジー 0-3 レスター
[得点者]
レスター:マフレズ(5、22、67)