SC相模原は30日、FW高原直泰が契約満了に伴い今季限りで退団することを発表した。
高原は1998年にジュビロ磐田に加入。同年の開幕戦で初出場、初得点を記録した。1999年、磐田にタイトルをもたらすと、2001年にはアルゼンチンの名門ボカ・ジュニアーズに移籍。その後も、ドイツのハンブルガーSVやフランフルト、韓国の水原三星といった国外クラブでプレイ。日本でも浦和レッズや清水エスパルス、東京ヴェルディなど数々のクラブを経て、2014年に戦いの場を相模原に移した。
高原はクラブ公式サイトを通してファン・サポーターやスポンサー、クラブに感謝を伝え、相模原での2年を振り返った。
「自分のサッカー人生の中でこれほど多くの人と出会い、触れ合えたことは無かったです。たくさんの出会いが今までの自分の考えや性格を変えてくれました。おかげさまで良く喋り、良く笑うようになりました」
それでも高原は、これ程の影響を与えられた相模原を飛び出し、新たなチャレンジに挑むようだ。高原は最後に、これからの決意を語っている。
「相模原に別れを告げなければいけないことは本当につらい決断でしたが、新たなチャレンジをさせて頂きたいと思います。自分の人生をとことん楽しみ突き進んでいきたいと思います」