「トルコ人を補強するな」露プーチンによる経済制裁はサッカー界にも波及!?

早くも1月の移籍市場から禁止に?

トルコ人プレイヤーがロシアでサッカーをすることが、しばらくはできなくなってしまいそうだ。24日にロシア軍用機がトルコ軍に撃墜されたとみられる事件をうけて、ウラジミール・プーチン大統領が28日にトルコへの経済制裁を発動した。これにより、同国スポーツ大臣のヴィタリー・ムトコ氏が以下のようにコメントした。

「もしウィンターブレイクにおいてトルコ人と契約したいクラブがいるとしたら、可能性はゼロに等しいだろう。現時点ですでに契約が存在しているトルコ人に関しては適用外となるが、これからはトルコ人を補強できなくなる」

このように、トルコ人補強の禁止令と、その適用が早くも1月から開始されることを示唆する同氏のコメントを露『R-Sport』が報じた。
このコメントでも示されたとおり、現在ルビン・カザンでプレイするトルコ人MFギョクデニズ・カラデニズのような選手は禁止令の対象外となり、引き続きプレイすることが許されるという。また、同メディアによれば、2018年のロシアW杯に向けたスタジアム建設にすでに関与しているトルコ企業についてはそのまま続行することが許可されるとのこと。

また同メディアは、ムトコ大臣がロシアリーグのクラブらに対し、ウィンターブレイク中のトルコへのトレーニングキャンプをしないよう警告したとも伝えた。

ロシア軍機撃墜をキッカケに両国は緊迫した状況にあるが、サッカー界にも様々な影響を与えることになりそうだ。

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