独メディア、先制ゴールのマインツ武藤に高評価も後半のシュートミスを批判

マークを外す動きは岡崎を思わせる狡猾さ

28日に行われたブンデスリーガ第14節でマインツはフランクフルトと対戦し、2-1で勝利を収めた。この試合の4分にチームを導く先制ゴールを決め、今季通算ゴール数を7に伸ばしたマインツFW武藤嘉紀にドイツメディアは高評価を与えている。

スポーツメディア『sportal.de』は試合後の選手採点(1が最高点、6が最低点)で武藤にチーム内2位となる「2.5」の採点を与え、寸評では「ザンブラーノ(フランクフルトDF)との1対1を制したことにより、日本人は早い時間にマインツのリードをもたらした」としている。右サイドを突破したデ・ブラシスからのクロスに左足アウトサイドで軽やかに合わせた武藤だが、その前に見せた一瞬でマークを外す動きは鮮やかだった。

しかし、この試合で武藤にはもう1つ大きなチャンスがあったことは見逃せない。後半開始早々の49分、カウンターからゴール前で決定機を迎えたが、今度はうまくミートすることができず、ボールは枠の外へと飛んでしまった。これについては同メディアも、「彼のシーズン7得点という記録はすぐに更新されなければならなかった。マリのパスによって100%ドッペルパック(1試合2得点)の可能性があったが、これを逃した」と厳しく評価している。
マインツはこの試合の勝利で勝点を20に伸ばし、順位も10位から7位に浮上している。チャンピオンズリーグ圏内の4位ボルシア・メンヘングラードバッハとの勝点はわずか3ポイントしか離れていないため、今後次第で上位進出も十分可能な位置だ。武藤の活躍にも期待がかかる。

マインツは次節12月5かにハンブルガーとアウェーで対戦する。

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