ツエーゲン金沢は26日、元ブラジル代表FWロマーリオ氏の息子であるFWロマリーニョを獲得したことを発表した。
父であるロマーリオ氏は1994年のワールドカップ・アメリカ大会で5得点を挙げ、同大会のMVPと同年のFIFA最優秀選手に選出されたブラジルのレジェンド。現在は政治活動を行っており、ブラジル上院議員を務めている。
金沢への加入が決まったロマリーニョは「日本のみなさま、そして石川県のみなさま、はじめましてロマリーニョです。この度はオファーをくださりクラブの方々に感謝しています。素晴らしいクラブであるツエーゲン金沢でプレイできることに喜びを感じており、来季はJ1昇格に貢献できるように頑張りたいと思います。来年1月に会いましょう」とクラブ公式サイトを通じてコメントを伝えている。
ロマリ―ニョは今季、元鹿島のジョルジ―ニョが指揮を執るバスコ・ダ・ガマに所属して、公式戦4試合に出場した。
金沢は2014年にJ3を制覇、初のJ2挑戦となった2015シーズンは第4節から13試合負けなしを記録するなど、第12節終了時点でJ2首位に立った。しかし勢いは続かず3位でシーズンを折り返し、最終的には9位でシーズンを終えている。それでも、初のJ2という舞台で力が証明できたことは間違いないだろう。来季、新たな戦力とともにJ1昇格を目指す。