2000年にもあったレスターの首位。今回はどこまで続く?

当時の指揮官は今の方が強いと語る

28日に行われるレスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドの一戦が首位攻防戦になると誰が予想しただろうか。レスターは13試合を消化してリーグ最多の28得点を挙げて1位に立っている。レスターにとっては想定外だった首位のポジションだが、実は2000-01シーズンにも似たようなことがあった。

英『スカイ・スポーツ』によると、2000-01シーズンのレスターは開幕8試合で負けなしの首位に立った。失点はわずかに2で、今とは真逆の守備に強みを持つチームだった。当時レスターを率いていたのはイングランド人指揮官のピーター・テイラーで、当時もセンセーショナルなスタートだと話題になった。テイラーは自身が率いたチームと今のチームは全く違うものになっており、今の方が期待が持てると語った。

「今のチームは多くのドリブラーを有しており、我々のチームよりも縦へのスピードがある。当時の我々は8試合を終えてトップに立っていたことを非常に喜んでいたよ。プレミアリーグで指揮を務められるだけで充分に刺激的だったが、月間最優秀監督にも選ばれたんだ。信じられなかったよ。今のチームは当時よりも多くの試合を消化した段階で首位に立っていて、当時よりも信用できるね」
当時のレスターはその後も粘り強い戦いを見せたが、12月にアーセナルに1-6で完敗。ティエリ・アンリにハットトリックを決められ、実力の違いを徐々に見せつけられていくようになる。リーグ戦ラスト10試合では勝ち点3しか拾えず、結局13位でシーズンを終えている。

当時は10月を過ぎたあたりから徐々に苦しくなっていたが、今季は12月に入ろうかという時期に首位に立っている。このまま2015年を締めくくることができれば最高だろう。レスターの夢はまだまだ続くのか、昨季にマンUを5-3で撃破していることも期待を高めている。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ