初監督業の小倉隆史、ヴェンゲルから受けた衝撃を語る

ヴェンゲル監督との2年間の思い出

名古屋グランパスの監督に就任し、2016年は初めて監督業に挑む小倉隆史新監督。25日に行われた記者会見で監督という存在に興味を持ったきっかけは、プレミアリーグの強豪アーセナルで指揮を執るアーセン・ヴェンゲル監督だと明かした。

ヴェンゲル監督は1995年に名古屋グランパスの監督に就任。その時に選手として所属していたのが小倉隆史だ。当時、名古屋は多くのタレントを抱えながら最下位争いをしていた。しかしヴェンゲル監督が就任すると、前期リーグは4位、後期リーグは2位と優勝には届かなかったものの、見事クラブを上位に導いた。
ヴェンゲル監督は2年で名古屋を去り、アーセナルの監督に就任したが、小倉はこのときヴェンゲル監督に強い影響を受けたという。監督就任の会見ではヴェンゲル監督について「監督が変わるだけでこれほどチームは変わるのか」と衝撃を受けたことを明かしている。

しかし小倉新監督は、自身が名古屋の指揮を執りヴェンゲル監督と同じサッカーはできないと断言し、自らの血を入れたクラブを作っていくと意気込みを語った。
「私がヴェンゲル監督と同じサッカーをできるのかと言われれば、それはできません。もちろん参考にしたり勉強させてもらうことはありますが、その中で自分自身のサッカー観を持ち、選手に理解してもらうために伝える必要があります。自分なりのサッカー観をしっかりと伝えたいと思います」

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