やっぱりメッシが離脱してよかった!? 英メディアもMSNの成長を称賛

ネイマールとスアレスが覚醒

24日のチャンピオンズリーグ・ローマ戦で6得点と攻撃陣が爆発したバルセロナは、今一度MSNが揃ったときの爆発力を世界に証明してみせた。復帰したリオネル・メッシも負傷明けとは思えないプレイで2ゴールを挙げ、クラシコに続いての今季ベストゲームのひとつと言っても良いかもしれない。

メッシの得点も大きなポイントだが、英『スカイ・スポーツ』はメッシが離脱していた期間が何より大きいと主張する。メッシが離脱していた2か月の間にネイマールとルイス・スアレスが確実に成長し、メッシとの絡みがより強力になっていたように見えた。同メディアはローマを一回り大きくなったMSNを世界にお披露目するために犠牲となった子羊と紹介しており、残念ながら絶好のかませ犬となってしまった。

メッシが負傷して間もない10月3日のセビージャ戦ではネイマールとスアレスが思ったようにプレイできず、試合も1-2で落としてしまった。この時はメッシ不在が大きく響いたかと思われたが、そこから2人は覚醒したかのようにゴールを量産。組織化されたバルサで2人が初めて個性を覗かせた瞬間だったかもしれない。
これまでメッシ頼みだったところに2人の個性が入り、MSNはさらにステップアップを果たした。指揮官のルイス・エンリケもメッシがいなくなった時のオプションを得ることができたと自信ありげに語り、ローマ戦でセンターバックとして出場したトーマス・フェルメーレンも世界最高のプレイヤーがいなくなったことでネイマールがステップアップを果たしたと語っている。

今後も各クラブがMSN封じに躍起になるだろうが、覚醒した3人を抑え込むのは、もはや不可能かもしれない。

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