1.4億ユーロVS1800万ユーロ! レアルとバルサの中盤が話題呼ぶ

お金では作り出せないバルサの中盤

0-4の衝撃的なスコアで終わったレアル・マドリードとバルセロナの一戦で、中盤を作るためにかかった費用が話題を呼んでいる。

スペイン紙『スポルト』が注目したのはレアルのルカ・モドリッチ、トニ・クロース、ハメス・ロドリゲスの3人と、バルセロナのセルジ・ロベルト、セルヒオ・ブスケッツ、アンドレス・イニエスタ、イバン・ラキティッチの4人だ。どちらも豪華だが、注目すべきは中盤を揃えるのにかかったお金だ。

同メディアによると、レアルの3人には合計1億4200万ユーロかかっている。クロースに3000万ユーロ、モドリッチに3200万ユーロ、ロドリゲスが8000万ユーロだ。それに対してバルサの4選手にかかった費用はラキティッチ獲得に使った1800万ユーロのみ。ロベルト、ブスケッツ、イニエスタの3人はカンテラ出身選手で、お金はかかっていない。テクニックでは両クラブとも遜色ない中盤を揃えているが、レアルは莫大な資金を費やしている。
バルサはイニエスタを中心に4人が巧みにパスを回し、まさにバルサらしい戦いをみせた。これはバルサのアカデミーに根付く伝統が生み出すもので、お金を使うだけでは作れない。シャビ・エルナンデスの後継者としてロベルトが奮闘し、よりバルサらしさが出た試合でもあった。今回の中盤の主導権を巡る戦いはお金のかかっていないバルサの圧勝となった。

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