J2015シーズン、最も反則を犯したクラブは……

最もフェアプレイをしたクラブには高円宮杯が授与される

11月22日にJ1リーグ最終節が各地で一斉開催され、3チームによるチャンピオンシップを残し、2015シーズンが終了した。

シーズンが終了し、年間最多勝ち点はサンフレッチェ広島、得点王は3年連続大久保嘉人と様々な“データ”が出ているが、世間にはあまり知られていない「反則ポイント」というランキングがJリーグには存在する。

反則ポイントとは、試合中の警告や退場、異議や遅延行為などによりポイントが加算されていくものであり、シーズンを終え、103ポイントを超えてしまうと反則金徴収となる。その反則金を払わなければいけないクラブが、2015シーズンはJ1で1クラブだけ出てしまった。それは今季15位で残留を決めたアルビレックス新潟だ。新潟は2008年、2012年に続き、3回目の反則金支払いになった。また最近10年のデータでは、大宮アルディージャ、柏レイソル、セレッソ大阪といったクラブが多くの反則金を払っている。
逆に34ポイント以下でシーズンを終了したクラブにはフェアプレイ賞として賞金が与えられ、その中で最も反則ポイントが少なかったクラブに高円宮杯が授与される。2015シーズンは、サンフレッチェ広島、ヴァンフォーレ甲府、横浜F・マリノス、モンテディオ山形、松本山雅、サガン鳥栖、ガンバ大阪、川崎フロンターレ、ヴィッセル神戸と多くのクラブが34ポイントを下回った。その中でも、広島は反則ポイントが最も少なくシーズンを終え、4年連続最小反則ポイントとなった。

この警告等による反則ポイントに加え、「+Qualityプロジェクト」の一環として、試合の前後半のキックオフ時刻遅延分数が反則ポイントに加算される。これを踏まえ、最終的な高円宮杯受賞クラブ、フェアプレイ賞受賞チーム、反則金徴収クラブが決定される。

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